母の怒りが爆発! 「正義」とは何かを問う復讐劇
『レイジング・ブレット 復讐の銃弾』(原題:Eye for an Eye)は、1996年に公開されたアメリカのサイコスリラー映画です。 **「家族を守るために、法を超えてでも復讐する母親」**というテーマは、観る者の心を強く揺さぶります。
主演はサリー・フィールド。 彼女が演じるカレン・マッキャンは、娘を失った悲しみを怒りに変え、復讐心に突き動かされます。 その姿は、「復讐は正義か、それとも自己満足か?」という問いを観客に突きつける迫力満点のドラマです。
では、映画のストーリーや見どころ、さらにその評価について詳しく解説していきます!
愛する娘を奪われた母親の復讐が始まる
平和な日常が一瞬で崩れ去る――。 それがこの映画の始まりです。
主人公のカレン・マッキャン(サリー・フィールド)は、夫と二人の娘と共に幸せな日々を送っていました。 ところが、ある日、長女ジュリーが自宅で暴漢に襲われ、命を奪われる悲劇が起こります。
警察は犯人のロバート・ドゥーブ(キーファー・サザーランド)を逮捕。 しかし、司法制度の抜け穴によって、彼は裁判で釈放されてしまいます。 この結果に絶望したカレンは、法が守れないなら自分で正義を下すしかない――そう決意し、復讐計画を立て始めるのです。
映画は、彼女が犯人に近づきながらも、「復讐は正しいのか?」と葛藤する様子を丁寧に描きます。 そして、彼女の行動が最高潮に達する終盤には、予想外の展開が待ち受けています。
母親の怒りと復讐心が炸裂!
1. サリー・フィールドの渾身の演技が光る
カレン役のサリー・フィールドは、母親としての愛、怒り、そして復讐への執念を見事に表現しています。 彼女の演技が、この映画を単なる復讐劇から、感情豊かな人間ドラマに昇華させています。 特に犯人と対峙するシーンは、観る者の心を震わせる迫力があります。
2. 冷酷無比な悪役、キーファー・サザーランド
ロバート・ドゥーブを演じるキーファー・サザーランドの存在感も圧倒的です。彼の演じるキャラクターは、まさに「悪そのもの」。不気味で冷酷な彼の演技が、物語全体の緊張感をさらに引き上げています。
3. 「正義」と「法」の狭間で揺れるテーマ
映画全体を貫くテーマは、「正義とは何か?」という普遍的な問いです。カレンの復讐が観客にとって納得のいくものなのか、それとも自己満足に過ぎないのか――この映画はその判断を観る者に委ねています。観終わった後も深く考えさせられる内容です。
海外メディアの評価まとめ
『レイジング・ブレット 復讐の銃弾』に寄せられた海外の評価は賛否両論でした。
肯定的な意見:
- 「サリー・フィールドの演技が映画の感情的な核になっている」
- 「悪役としてのキーファー・サザーランドが素晴らしい」
- 「復讐の是非を問いかける深いテーマが心に響く」
否定的な意見:
- 「ストーリーが単純で予想可能」
- 「暴力描写が過度で不快に感じる観客も」
- 「結末がやや唐突に感じる」

メタスコアは25点と批評家の評価は厳しいですが、ユーザースコアは5.7点と観客からは一定の支持を得ています。
復讐は救いか、それとも新たな苦しみか?
『レイジング・ブレット 復讐の銃弾』は、母親の愛と怒りが複雑に絡み合った復讐劇です。主演のサリー・フィールドとキーファー・サザーランドが物語に命を吹き込み、観客を緊張の渦に巻き込みます。
法が守れない正義をどうするのか?この映画はその答えを明確に示すのではなく、観る者に考えさせる余韻を残します。感情豊かなスリラー映画を楽しみたい方にぜひおすすめの一本です。